※「タイツくん大人のブログ」より抜粋しています。最新コラムを読みたい方はこちら。→おべとも☆

おべとも学園の
キャラクター紹介☆その4

おべとも学園の
キャラクター紹介☆その3

おべとも学園の
キャラクター紹介☆その2

おべとも学園の
キャラクター紹介☆その1

「かぜひき先生」

「さよならくまちゃん」

「ちゃんと返して」

おべとも学園ができた日

「隣は転校生」

「ニガテな写真」

「こわい先生」

「サインしたい」


「ちゃんと返して」

借りパク問題に警笛を鳴らした回。それがコレです。
公園でマンガを読んでるおべともちゃんとブロンドちゃん。
そこへゲンキくんが「面白そうだな、貸せよ」と無理やり取ってしまいます。
それは「恐怖の人形」というホラー漫画でした。1人で読み終わったゲンキくんが帰宅すると…
※「ちゃんと返して」(2010/3/16放送)
ちなみにこの回の「恐怖の人形」の漫画ですが、アニメに全然出てない部分も全部書きました。
苦労したのでどっかで披露したい気分です(笑)

さて。私にも未解決のままの重要な借りパク問題があります。
それは小学5年生の頃にさかのぼります。

家庭訪問の前に、担任のニッシー先生は教室で言いました。
「先生に見せたい自慢の物を家に用意しといてくださいね」

11歳の私は、聞いた瞬間何を見せるか心に決めていました。
それは小学1年と4年の夏休みに自由研究で作った
絵本でした。左ページに文章、右ページに絵を描いた
30ページほどのもので、母親がそれを糸で縫って製本してくれて表紙の下には「岡部社」と書いた、当時の私の中では画期的なものでした。

家庭訪問当日。
先生を迎えて、母親と私と3人でおしゃべりが続きました。
そしていよいよ例の絵本を先生に見せました。先生は
「まあ☆何て素晴らしいんでしょう!」
えらく感激してくれました。そして
「甥っ子のヒロシに是非見せてやりたいわ〜。これ貸してくれませんか?」と続けたのです。
もちろん、私と母親は快諾して絵本を手渡し、
家庭訪問は無事終わったのでした。

それから時が経ち、卒業式も間際になった頃でも
先生はまだ絵本を返してくれていませんでした。
「先生、去年貸した自由研究…」私がそう切り出すと
「まだ借りたままだったわね。卒業までには返すから」
その言葉に安心して、そのあとはまた催促することをせず、
でも結局そのまま卒業してしまい、私は中学生となりました。

普段の生活の時はすっかり忘れているのですが
フトした切っ掛けに思い出すのです。
そう、それは例えばおばあちゃんが
「そうだ、知子ちゃんの夏休みの宿題で作ったっていう絵本、
あれ、おばあちゃんまだ見てないよね、読みたいなぁそれ」
なんて言われた時に。
そうだった!まだ返してもらってないじゃん!

その頃もうニッシー先生は転勤で卒業した小学校にはいなくなっていたこと知ってた私は
お正月に年賀状を出しました。そしてそこに
「P.S. 貸している絵本、そろそろ返してください」
と、私の中で精一杯キツめの言葉で書きました。
心の声に訳すと「返せよ、このヤロウ」です。

でも結局それについての返信すら来ないまま、
また月日が流れました。

高校生になりたての頃、まだ
「知子ちゃんの絵本は、まだ見れないの?」
なんて言ってたおばあちゃんは次第にボケ出して、
結局いまは寝たきりになってしまいました。
もう二度と「知子ちゃんの絵本」を読めなくなった訳です。

ああ。うすうす分ってます。
いいんです。
「無くした」とか「捨てちゃった」とか、この際なんでも。
とにかくそういう言葉でもいいから
私はニッシー先生から絵本の事情を聞きたい。
だって私にとっては宝物だったんだから。

ということで私はニッシー先生から絵本の行方を知るべく、
行動に移すことに決めました。
ただし。その為にはまず先生が今どこに住んでるのかも分らないので、住所や電話番号を調べることことから始めなくてはならなかったのです。

つづく